EDH対戦動画13,14

2015年12月23日
https://m.youtube.com/playlist?list=PLDWzcwpsQiBuf7wjO_RNdSp7ffE59jKx1

【Mystic Remora】
◆レモーラを何回維持するか

マナコストUのソーサリーを使うなら、1枚ドローした上でオマケが付いているものがいい。2マナなら2枚ドローしたい。3マナなら2枚ドローにオマケ付き、0マナなら1枚引ければよい。それらをすべて1つにまとめると、この式が出てくる。

ドロー枚数 ≧ 1 +(0.5 × マナコスト)

右辺は何かと言えば、ソーサリー呪文の妥当なドロー枚数である。強力なドロー呪文はこの式を満たすことができる。

右辺の「1」というのは、呪文自体を消費するコストだと考えられる。どのソーサリーであっても手札1枚を消費する点は同じだから、少なくとも1ドロー分の働きはしなければかえって不利になってしまう。

右辺の「0.5×マナコスト」というのは、手札消費なしの(2)マナ支払いに1枚ドローの価値があることを意味する。

この基準にレモーラを対応させるため、毎ターン「垣間見る自然」のような期間制限付きのソーサリーを唱えていると考える。2周目以降のレモーラは手札消費がないため、フラッシュバックのように考える。

各ターンのレモーラのコストと、対応する妥当なドロー枚数を見ると以下のようになる。

手札1枚+U:1.5枚
手札0枚+(1):0.5枚
手札0枚+(2):1枚
手札0枚+(3):1.5枚

維持するかしないかを選ぶのは2周目以降である。2周目は(1)マナしかかかっていないため、0.5枚ドローできれば十分である。同様に、3周目は1枚引ければ維持、4周目は1.5枚引けるなら維持したほうがよい。

その他、対戦相手がマナを支払ったり呪文を控えた場合のメリットをまだ数えていないが、これは私にも難しいので省略する。対戦相手がマナを支払う場合は、自分とその相手とのルーズルーズなので、大したメリットにはならない。

◆レモーラを採用するか否か

1〜4周で終わらせた場合の【レモーラを回したターン:妥当な合計ドロー枚数】は、

1周(U):1.5枚
2周(1U):2枚
3周(3U):3枚
4周(6U):5枚

このうち「いずれか」のターンで妥当なドロー枚数を上回ると考えるなら、このカードを採用することになる。

2周目のレモーラは最強である。なぜなら、レモーラの効果は全てのターンにおいて同じであるにもかかわらず、コストは毎ターン変化していて2周目が最も安いからだ。1周目のコスト(1枚+Uマナ)と3周目のコスト(3マナ)はほぼ同価値である。それに対し、2周目のコストはたったの(1)マナである。

そのため、2周目で終わらせるレモーラは効果に対してコストが非常に安くなる。採用を検討する際には、2周で終わらせた場合を考えるとよい。

2周で2枚引けるか否か。これがレモーラの採用基準である。

しかしこれは、対戦相手がドローさせない行動を取る場合のメリットを考えていない。レモーラはもっと強い呪文である。2周で1枚しか引けなかったとしたら、対戦相手のマナをめちゃくちゃ吸い取っている場合だろう。

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