前回のつづき。
早いデッキを例にとります。

1ターン目:ラクドスの哄笑者
2ターン目:灰の盲信者
3ターン目:ボロスの反攻者
4ターン目:モーギスの狂信者
5ターン目:嵐の息吹のドラゴン

相手のターン目を【t】とすると、例えば
哄笑者の与えるダメージは 2(t-1)になります。
相手のtターン目終了時、こちらの総ダメージは
除去が何もない場合。

2(t-1) + 2(t-1) + 3(t-3) + [4(t-4) + 7] + 4(t-4)
= 15t - 38

3ターン目に7点、4ターン目に22点。(5ターン目に37点)
ピン除去が1枚ある場合。哄笑者が除去できるので

総ダメージ = 13t - 37

4ターン目に15点、5ターン目に28点。
1ターン延長できました。
ピン除去が2枚の場合。哄笑者と盲信者が除去できるので

総ダメージ = 11t - 37

5ターン目に18点、6ターン目に29点。
2ターン延長できました。

除去1枚につき、1ターン延びるようです。

しかし、そのターンできることは1ドローのみ。
このデッキは「予想外を引いて打つ」以外にすることがないからです。
土地を置くにも、世界棘を出すには遠すぎる。

つまり、ピン除去や「濃霧」を使うことは「急かし」と同等の効果しかなく
「予言」に劣るということが言えます。

それ以上の効果を除去に望むなら、相手のクロックを全滅させて
2ターン以上の猶予を得る必要がある。もしくは、稼いだ猶予で
5~6マナ域のカード(都の進化など)を使う構成にする。

結局のところ無限への突入のマナコストは、必要な引きが多すぎました。
12枚の土地を引く必要がある一方で、土地を引いているということは
除去を引いていないということ。 このデッキはここで終わり・・・

・・・かと思われた。(まだつづく)

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