前回、前々回のつづき。
クリーチャー:8
4:《墓所の怪異/Crypt Ghast》
4:《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》

呪文:26
1:《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
3:《肉貪り/Devour Flesh》
2:《遠隔+不在/Far+Away》
4:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《骨読み/Read the Bones》
4:《予想外の結果/Unexpected Results》
2:《都の進化/Urban Evolution》
4:《無限への突入/Enter the Infinite》
2:《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms》

土地:26
10:《沼/Swamp》
4:《湿った墓/Watery Grave》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《神秘の神殿/Temple of Mystery》
4:《繁殖池/Breeding Pool》

これでどうでしょうか。

原形質捉え → 墓所の怪異

色の変化に合わせて、デッキを組み直しました。

黒(= 沼):18
青:12
緑:12

前のデッキを組んでいたとき墓所の怪異は考えていませんでした。
実際に予想外を組んで回していたから、思いついた。

これを思いつくために、前回の負けがあった。
そういうのは言い訳ですかね。
前回のつづき。
早いデッキを例にとります。

1ターン目:ラクドスの哄笑者
2ターン目:灰の盲信者
3ターン目:ボロスの反攻者
4ターン目:モーギスの狂信者
5ターン目:嵐の息吹のドラゴン

相手のターン目を【t】とすると、例えば
哄笑者の与えるダメージは 2(t-1)になります。
相手のtターン目終了時、こちらの総ダメージは
除去が何もない場合。

2(t-1) + 2(t-1) + 3(t-3) + [4(t-4) + 7] + 4(t-4)
= 15t - 38

3ターン目に7点、4ターン目に22点。(5ターン目に37点)
ピン除去が1枚ある場合。哄笑者が除去できるので

総ダメージ = 13t - 37

4ターン目に15点、5ターン目に28点。
1ターン延長できました。
ピン除去が2枚の場合。哄笑者と盲信者が除去できるので

総ダメージ = 11t - 37

5ターン目に18点、6ターン目に29点。
2ターン延長できました。

除去1枚につき、1ターン延びるようです。

しかし、そのターンできることは1ドローのみ。
このデッキは「予想外を引いて打つ」以外にすることがないからです。
土地を置くにも、世界棘を出すには遠すぎる。

つまり、ピン除去や「濃霧」を使うことは「急かし」と同等の効果しかなく
「予言」に劣るということが言えます。

それ以上の効果を除去に望むなら、相手のクロックを全滅させて
2ターン以上の猶予を得る必要がある。もしくは、稼いだ猶予で
5~6マナ域のカード(都の進化など)を使う構成にする。

結局のところ無限への突入のマナコストは、必要な引きが多すぎました。
12枚の土地を引く必要がある一方で、土地を引いているということは
除去を引いていないということ。 このデッキはここで終わり・・・

・・・かと思われた。(まだつづく)
使用デッキ:予想外
・グルールミッドレンジ(ドムリ、ゼナゴス、カロニア):×○×
・赤単信心:××
・黒単t赤(神エレボス、信心生物、戦慄掘り):××

失敗は、グルールに衰微をサイドインしなかったこと。
プレイングに目立ったミスはなかった。

使用したデッキについて気づいたことをまとめます。

このデッキは失敗作でした。
しかし、得られるものがあったという点では
むしろ成功作と言いたいくらいです。
何をもって失敗とするかは、そもそもなぜこれを始めたのか
ということから判断します。

このデッキを作った理由は、10マナ越えのカードについて知るためでした。
相手とは異質な勝負をしていることに違いはないので、わるいなぁという
気持ちもないことはありません。でも、そんなことはどうでもいい。
ジャミラは、無限への突入について知りたい。

普通に組めば、スフィンクスの啓示に軍配が上がります。
それでもあえて、無限への突入を入れる理由があるとしたら?

マナコストを踏み倒すカード、つまり【予想外】か【潜在能力】しかない。
今回は予想外を選択。
クリーチャー:10
2:《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4:《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》

呪文:26
4:《急かし/Quicken》
4:《肉貪り/Devour Flesh》
4:《原形質捉え/Plasm Capture》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《予言/Divination》
4:《予想外の結果/Unexpected Results》
4:《無限への突入/Enter the Infinite》

土地:24
4:《森/Forest》
4:《湿った墓/Watery Grave》
4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4:《神秘の神殿/Temple of Mystery》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《繁殖池/Breeding Pool》

いろんな人にアドバイスをもらいました。

「×原形質捉え ○都の進化」
「×軽量ドロー ○除去、土地を増やす」

しかし、ジャミラは「無限への突入を活かす構成を模索する」という
理由から、軽量ドローと原形質捉えを優先したいと答えました。

つづく。
予想外の結果で8枚の当たりを引く確率
8/60 = 13.33・・・%

土地を引く確率(打ち直せる確率)
24/60 = 40%

打ち直し込みで当たりを引く確率
8/60 + (8/60 * 24/60) +(8/60 * 24/60 * 24/60)
= 20.8%
(↑連続3回までカウント)

1 枚につき 20.8% なので
2 枚だと約 37%
3 枚だと約 50%
4 枚だと約 61%

はい、こんなかんじになりました。
面倒な計算は省略していますが、だいたいは
これで合ってるんじゃないでしょうか。

ちなみに私は、無限への突入からの予想外を
外したことがありません。
デッキ:Results Capture

クリーチャー:10
2:《ロッテスのトロール/Lotleth Troll》
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4:《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》

呪文:26
4:《急かし/Quicken》
4:《肉貪り/Devour Flesh》
4:《原形質捉え/Plasm Capture》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《予言/Divination》
4:《予想外の結果/Unexpected Results》
4:《無限への突入/Enter the Infinite》

土地:24
4:《森/Forest》
4:《湿った墓/Watery Grave》
4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4:《神秘の神殿/Temple of Mystery》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《繁殖池/Breeding Pool》

サイドボード:15
1:《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes》
1:《破滅の刃/Doom Blade》
2:《突然の衰微/Abrupt Decay》
3:《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》
2:《化膿/Putrefy》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《強迫/Duress》
2:《都の進化/Urban Evolution》
対青単
out 4原形質捉え、2思考囲い
in 1破滅の刃、3ゴルガリの魔除け、2都の進化
対黒単
out 4原形質捉え、2思考囲い
in 2突然の衰微、2化膿、2都の進化
対赤単
out 4原形質捉え、2思考囲い
in 1破滅の刃、1ゴルガリの魔除け、2突然の衰微、2化膿
対エスパー
out 2ロッテスのトロール、1肉貪り、4原形質捉え
in 1鐘楽のスフィンクス、2思考囲い、2強迫、2都の進化
対コロッサル
out 2思考囲い、1ロッテスのトロール
in 1破滅の刃、2化膿

クリーチャー:5
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
1:《怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged》

呪文:27
2:《濃霧/Fog》
1:《心理のらせん/Psychic Spiral》
4:《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars》
4:《神々の憤怒/Anger of the Gods》
4:《予想外の結果/Unexpected Results》
3:《都の進化/Urban Evolution》
1:《天才の煽り/Blast of Genius》
4:《無限への突入/Enter the Infinite》
4:《彩色の灯籠/Chromatic Lantern》

土地:28
2:《山/Mountain》
2:《森/Forest》
4:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4:《グルールのギルド門/Gruul Guildgate》
4:《奔放の神殿/Temple of Abandon》
4:《蒸気孔/Steam Vents》
4:《繁殖池/Breeding Pool》
4:《神秘の神殿/Temple of Mystery》

リンク仲間のイシバさんが口頭で提案したものを
ジャミラがざっとまとめたもの。

最も大きな違いは、赤を取って強い除去を投入し
長期戦をしっかり見ているところ。ジャミラの考案した
黒タッチ型とは相手への干渉力に天地の差があります。

腹音鳴らし型と黒タッチ型で比べてどちらが
強いかと聞かれても、明確には答えられません。
比較して利点を並べることならできます。

腹音鳴らし型
・腹音鳴らしは世界棘よりも素出しを狙いやすい
・土地が多いため、予想外が連続しやすい
・長期戦にできるから、都の進化が入れやすい
・ビートダウンに強い

黒タッチ型
・予想外からの世界棘は腹音鳴らしとは桁違いに強い
・黒はタッチのみで良い
・4ターン目などに予想外の結果で無限への突入が
 めくれた場合に、LOで負けない(心理のらせんが要らない)
・コントロールに強い

今回は、いちばん大きな違いである
「全体除去の必要性」と「試合の長さ」に焦点を当てます。

それらは相互に関係しています。「①全体除去があれば
長期戦が可能で」「②長期戦を狙わないなら全体除去を
入れる意味が薄くなります」

①が腹音鳴らし型、②が黒タッチ型だとジャミラは考えています。

予想外の結果がこれらのデッキの根幹です。手札の予想外が
外れた場合、ジャミラは原形質捉えにシフトするわけですが、
10マナ超えへのジャンプアップはあまり望めません。

こちらのライフが0になるのと、手札の予想外を打ち尽くすのと
どちらが早いか。そう考えるとすれば、除去よりもドローが
優先される。ジャミラはこの結論に達しました。

腹音鳴らし型は、マナ加速と除去の強さで長期戦に臨んで、
予想外を待つだけでなくマナ加速によっても無限への突入を
唱えようとするデッキ構築だと思います。

トリコや扉コンを組んだイシバさんらしい構築で、とても参考に
なりました。しかしまだ、黒タッチ型が劣っているとは思いません。
来週もこの型を練ったものでフライデーに出ます。

帰省からの足だったので、ところどころ未完成のまま
出場していました。サイドもこれから考えます。

アドバイスがあれば、ぜひともお願いします。
使用デッキ:results capture
(恥ずかしいので、実際は【無限世界棘】と呼んでいます)
青黒コン:○--(時間切れ)

破壊的な逸脱者、第六管区のワイト、夜の咆哮獣などを
ライブラリー破壊や除去で大きくして殴るデッキ。
こちらのクリーチャーは女人像しか落ちないので有利。

予想外の結果を3枚打ち、そのうち2枚に大物がヒット。

1枚め:土地→世界棘(遠隔でバウンス)
2枚め:化膿
3枚め:無限への突入

引いたけどマナがないのでターンエンド。
(返しに相手の攻撃を食らって、残りライフ少し)
ターンをもらって最後の1枚をドロー。

相手の戦場には、ダスクマントルのギルド魔道士。

そのとき手札の枚数が35枚だったので、このままだと
ディスカードで20枚以上捨てることになり、その分ライフが減る。
これは負けたか?と思った。

しかし、手札が35枚あって10マナも出ていれば
大抵のことはなんとかなるもので、

囲い→予想外→肉貪り→肉貪り

この順に唱えて、世界棘とワームトークンを食べて残り2点で耐える。

その後は思考囲いと肉貪りを自分に打ちまくって勝利。
終わってみると、それらは8枚とも自分対象でした。
ハイブリット黒単ビート:××-

群れネズミは持ってないから不採用らしいです。
護民官のサーベルの使用感が気になる。

1戦目:後攻土地2キープから、うんともすんとも。
    第 六 管 区 の ワ イ ト ま た お 前 か (´・ω・`)
2戦目:先攻土地2キープから、うんとも(ry
BUGミッドレンジ:××-

除去やカウンターを構えつつ、荒野の収穫者、Tap it、ロットロなどの
耐性持ちクリーチャーで攻め込むデッキ。
占術持ちやダスクマントルの予見者でマナフラを防いでいる。

1戦目:囲い→「エレボス、荒野の収穫者、ダスクマン、Tap it」
    ダスクマンを落とすも、このまま普通にいったら負ける。
    予想外を失敗し、原形質を打つチャンスもなく敗北。
2戦目:脅迫、否認、ダスクマンと、完封の流れ。
    予想外で世界棘が出たけど、ダスクマンで原形質がめくれて
    そのルーズで負け。

1-2でした。あとでまとめます。
無限への突入と世界棘のワームは相性がよい
無限への突入と世界棘のワームは相性がよい
無限への突入と世界棘のワームは相性がよい
デッキ名:Results Capture

クリーチャー:8
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4:《世界棘のワーム/Worldspine Wurm》

呪文:28
4:《急かし/Quicken》
4:《肉貪り/Devour Flesh》
4:《原形質捉え/Plasm Capture》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《予言/Divination》
4:《予想外の結果/Unexpected Results》
4:《無限への突入/Enter the Infinite》

土地:24
4:《森/Forest》
4:《繁殖池/Breeding Pool》
4:《草むした墓/Overgrown Tomb》
4:《湿った墓/Watery Grave》
4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4:《神秘の神殿/Temple of Mystery》

ネーミングに定評のあるジャミラとは、私のことです。
《予想外の結果/Unexpected Results》《原形質捉え/Plasm Capture
この2枚からデッキが動くので、このような名前に。

無限への突入からの流れ

①最後の1枚をドロー
②自分に思考囲い→世界棘を落としてデッキに送る
③予想外の結果で世界棘を出す→肉貪りで食べる
④ディスカード。予想外、肉貪り、囲いの3種類を残す
⑤世界棘を含めた4種類のカードで勝利する

当初はシミックに赤タッチと考えていましたが、無限への突入から
世界棘を捨てる手段が無かったので、黒タッチにしました。
イゼチャや天才の煽りはドローを含むので、負けてしまいます。

調整したら何とか戦えるレベルにはなるか。いや、ならない。

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