◆3ターン目のコンボは妨害されにくい

1ターン目、マナ加速
2ターン目、レオヴォルド
3ターン目、手札リセット

この動きに貢献するか否かでふるいにかけていたので、私は1ターン目のマナ加速を高く評価し、妨害とドロー呪文を低く評価していた。

早いターンのコンボは確かに妨害されにくい。妨害はルーズルーズのカード消費(0:0:1:1交換)でありマナも同様にルーズルーズだ。マナは早ければ早いほど貴重で、そのマナを妨害に使おうとするようになるターンの分水嶺が3ターン目頃だと考えていた。具体的には、3ターン目の生き埋め再活性であれば最後手であっても40〜60%くらいの確率で通る、ような気がする。

3ターン目のコンボはデッキ構築の段階から狙っていく価値が十分にある。

◆3ターン目のコンボだけど

以前の私は、3ターン目レオヴォルドTTができる確率を最大化していくことが高い勝率につながると考えていた。しかし、最近になって考えを改めた。2ターン目にレオヴォルドを出すと3ターン目のTTを打つときに何かしらの妨害が入る。

レオヴォルドTTに限って、3ターン目には既に妨害が構えられている。同じ3ターン目のコンボでも生き埋め+再活性のウーズコンボならばそうはならなかった。ウーズコンボと比べてレオヴォルドTTは…

①有効な妨害が多い
(打ち消しに加えて、)クリーチャー除去が当たり、対戦相手のレオヴォルドが効く

②コンボの揃う確率が高い
生き埋めは代わりになるカードがないのに、TT系はたくさんある

3ターン目の対戦相手3人の手札を合わせれば合計30枚。そのうち5%がレオヴォルドTTに当たる妨害であると考えるなら、誰かが妨害を持つ確率は80%を超える。3ターン目に妨害されるか否かは、対戦相手の手札次第というより、対戦相手がコンボをケアするつもりがあるかどうかで決まる。レオヴォルドTTはほとんど見えているコンボだから、高い確率で妨害されてしまうだろう。

3ターン目のレオヴォルドTTでも通らないことの方が多い。

◆TTをどう捉えるか

レオヴォルドTTはマストカウンターあるいはマスト除去だ。通るとすれば強く、通らないとすれば弱い。通らない場合は、他のあらゆる通る動きに劣る。

デッキ構築の段階でこの判断を行おうとしても、当然ながら、通るかどうかは分からない。しかし予想することはできる。どの程度の確率で通るか予想して、それに応じて3ターン目レオヴォルドTTの動きのために適度に枠を割いていくと良いだろう。

通りやすいと考えるなら、3ターン目レオヴォルドTTに貢献しない妨害やアドバンテージ源を減らし、TT系の呪文を全て投入して、1ターン目にできるマナ加速を増やす。

通りにくいと考えるなら、TT系の中から弱いものを外し、マナ加速を減らして、アドバンテージ源を増やし、妨害を入れてゲーム中盤以降にTTを通せるようにする。

◆ジャミラの場合

「通る」→「通らない」に考えが変わってきた。
それに合わせて、

・アド損する上にマナフラしやすい、土地の追加セット+土地のパッケージを減らした
・TT系の中でも弱い2枚として、時の逆転と時のらせんを外した
・相手の妨害をケアするため、妨害を増やした
・アドバンテージ手段として、リス研とボブを入れた

また、2ターン目にレオヴォルドTTができることをちょっと評価して、【Elvish Spirit Guide、水蓮の花びら、花を手入れするもの】を入れた。2枚の土地に加えて以下のカッコ内それぞれの中から1枚ずつ引き当てることで、2ターン目にレオヴォルドTTができる。

【ガイド、水蓮の花びら、花を手入れするもの】
【モックスダイヤ、金属モックス、宝石の洞窟】
【Timetwister、一日のやり直し、意外な授かりもの】

今回の変更点はこんなところかな。

そういえば、対抗色SOMランが発表されましたね。レオヴォルドにはピッタリの性能です。発売はもう少し先ですが、既にリストに入れて考えています。( ´꒳`)

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